新しいカード型広告媒体

2002年10月23日号

●街角で気軽に手にすることのできる名刺サイズの広告媒体カード。


広告を出すクライアント側としても、
実際に街に出かけている消費者にアプローチできるとあって、
その認知力を高めつつある。


内容も業態業種によって多様で、
イメージ的なものから、カードがそのままクーポン券としても利用できるものまで幅広い。


しかし、このカードは確かに名刺サイズでコンパクトではあるが、広告以外の用途がない。


そこへ、カフェブームといわれている現代において、
さらに進化したカード媒体が現れた。


●コースター型のカード媒体がそれだ。


人気カフェの店内にカードの専用ラックを設置し、
客が自由にピックアップできるようにしたもの。


当然、コースターの人気は、表面に印刷された絵柄によるところが大きく、
そのほとんどが、洒落たデザインで統一されている。


特に、音楽、映画、ファッション関係で人気が出ている媒体だという。


まだまだ設置店は限られており、これからの媒体だといえるが、
一つの印刷物に広告媒体とコースターの役割を持たせている点で、
その効果には期待できそうだ。


【総括】


●広告塔として、現代絶対的なポジションをもっているのが、
無料情報誌と携帯電話へのメール配信。


いずれにおいても重要なことは、その広告をどこ(場所)で目にするかという点。


場所と時間のタイミングが合えば合うほど、その利用頻度も高まっていくだろう。


広告活動をしなければ、当然客足はにぶってしまう。


しかし、当然広告出稿には金がかかってしまう。


街中に無数に存在する広告媒体の中で、
どれが最も効果的なものなのか? 充分に考える必要がある。


今回紹介したコースター型広告媒体は、
イメージアップやクチコミ(話題)作りという点では効果が出そうな媒体ではあるが、
速効性という点では、名刺サイズのカード媒体に軍配があがるように思う。


それぞれの媒体の特性を充分に把握した上で出稿すべきだろう。

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