会社案内を“仕事を取ってくる”販促ツールにする方法

●「会社案内」の用途を、業務案内だけにとどめていませんか?

“売れてる”会社は、実は会社案内を使って、仕事を引っ張ってきているのです。

誰が言ったのか知りませんが、多くの会社の「会社案内」が、社歴や沿革等を羅列した“面白み”のないものに終始しています。

見ていても、何一つ心を動かされることのない、無駄な印刷物としかいいようがありません。

契約等を交わす上での必要書類という考え方もできますが、そんな必要書類はモノクロの別紙を作成して挟んでしまえばいいのです。

「会社案内」を、もっともっと情熱を注いで作成してみて下さい。

きっと周りの反応が変わってくるはずですよ。

●「会社案内」を情熱的に作るには様々なノウハウがありますが、ここでは大きく2つのポイントについて書いてみたいと思います。

1つ目のポイントは、原稿を社長自らが書くということ。

他の書類は部下任せにしてもいいと思いますが、「会社案内」だけは人任せにしてはいけません。

もちろん、業者任せにしても、良いものが出来るわけがありません。

あなたの会社のことは、社長であるあなたが最もよく知っているはず。

でなければ「情熱」は伝わらず、反応の薄い「会社案内」にしかなりません。

文章を書くことがどうしても苦手であれば、メッセージをテープに吹き込んで、文章書きの上手い人(もしくはプロ)に代筆してもらえばいいのではないでしょうか。

●2つ目のポイントは、伝えたい相手のターゲットを絞る、ということ。

最も面白くない「会社案内」の原因は、八方美人であることです。

誰が見てもそれなりに理解できるものを作ろうとすればするほど、「会社案内」はパワーダウンしてしまいます。

どんなにヒットした感動映画でも、全ての人の心を動かすことなんてできません。

よほどの大企業でない限り、取引先が全業種に及ぶことはないでしょう。

まずは、今現在取引しているクライアントの業種をまとめてみて下さい。

多くの会社が2~3業種に絞り込まれるはずです。

それ以外の視点は捨てて下さい。

そして、取引のある業種の担当者や社長さんの心に響く要素とは何か、を列挙して下さい。

それが、あなたの「会社案内」に記載することなのです。

●以上の2点を念頭に置きながら、ページネーションを作り、そこで初めて業者に依頼するようにしましょう。

それだけで、あなたの「会社案内」は甦り、一人歩きし、あなたの会社に多くの利益をもたらしてくれるはずです。

このことに気付いている会社は、まだまだ多くはありません。

他社との差別化の第一歩は、「会社案内」から始めるべきです。

実は、会社案内は『販促ツール』だったのです。

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