モニター販促

2002年04月10日号

●販促手法には、割引やポイント還元など様々なものがあるが、
特に、主婦層の間で人気が高いものに、
「懸賞」と「モニター募集」というものがある。


当メルマガでも何度か「懸賞」については紹介したが、
ネットにおける懸賞サイトなどを利用すれば、
より安い経費で販売促進が展開できる。


では、もう一つの「モニター募集」には、
どのようなものがあるのだろうか?


●広告などを利用してよく目にするのが、「化粧品モニター募集」というもの。


通常価格より半値以下で購入してもらい、その商品の効果を体験してもらう。


中には、使用後にアンケートを記入していただくものや、
モニター向け商品を本商品として販売しているものまで様々。


この度、長距離バスでも、
「モニター募集」キャンペーンを行なった事例がある。


●対象は、採算のとれない路線や、新設された路線を中心に展開。


1万人を募集する。


去年の春にも実施されており、好評だったことから、
第二弾というわけだ。


料金は、通常の往復料金を半額にした。


利用者は、ビジネス利用する人も多いだろうが、
長距離を移動するため、一つの旅を体験していることになる。


そこで、旅先で使用できる入浴割引券や、
お土産割引券といった特典も付加した。


●考え方によっては、通常平均乗車率3分の1の場合、
半額にして90%にした方がはるかに売上げは上がるだろう。


一銭にもならない空気を運ぶより、
半値でも売上げを上げた方が得策である。


また、このモニター販促には、クチコミ効果も狙うことができるという。


実際に、モニターへの申込みの約40%は、
友人・知人から聞いたことをきっかけとしている。


一見、使い古された感のある「モニター」販促だが、
消費者にとっては、まだまだ魅力的な手法なのかもしれない。


【総括】


●モニターキャンペーンであれば、
利用していただいた人に対して、
アンケート調査や、先に紹介した販促ツール配布を条件付けすることができる。


また、利用者はその属性がはっきりしているので、
その後、名簿としても利用することが可能だ。


販売以外の付加価値が、その後の販促をやりやすくしてくれる可能性はある。

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