クリーニングカバーに広告

2003年04月09日号

●最近、新しい形の広告媒体が増えている。


アメリカでも急速に浸透している広告サービスで、
クリーニングカバーに広告を掲載するというもの。


名称は「クリーニングカバー広告」。


クリーニング後に渡される衣類にかけるポリカバーに広告を印刷する。


まだまだなじみが薄く、ピンとこないと思うだろうが、
スーツやドレスといった衣類にかける大型カバーだけあって、
広告をかなり大きく表現することができる。


●広告料金は、印刷代と制作代をあわせて、5万部で約100万円弱。


配布エリアは、自由に指定できるという。


この広告の特徴は、広告を大きく表現できる以外に、
場合によっては、長期間クローゼットに保管されるという点での保存性の高さもメリットの1つ。


全国の販売網として、今盛んにコンビニが注目されているが、
クリーニング店の店舗数は、コンビニの約4倍。


広告掲載により、各クリーニング店の経費削減にもつながるというから、
早い段階での浸透が見込まれる可能性のある新サービスといえる。


【総括】


●当メルマガ174号の『おしぼりの広告』同様、
最近ポリへの広告掲載が増えている。


印刷技術の向上という側面もあり、
今後、「紙」以外への印刷市場は増えていくことが考えられる。


ただ、おしぼりの時にもコメントしたが、
なにせ、相手がポリである以上、読みづらさは否めない。


新聞や雑誌のように「手に取ってじっくり」というわけにはいかない。


ただ、この点さえ改善できれば、
その販売網はコンビニを越えていることからも、
高い割合でのレスポンスが期待できるのではなかろうか?


また、特にクリーニングに関しては、
広告対象を「主婦」というふうに、ほぼ限定できる点も出稿しやすい要素といえる。


需要の拡大に伴い、広告経費の値下がすすめば、
費用対効果の高い広告となるかもしれない。

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