販促チェック

2002年04月15日号

●今、モノが売れない状況が続いている。


売れないから、「なんとか売らなければ!」とあせり、
安易な販促を展開するものの、
さほど効果を得られず、失敗に終わることが多い。


販促プランを展開する場合は、
やはり、そこには練り込まれた戦略が必要となってくる。


では、失敗する販促はどこがいけないのか?


今回は、販促プランの簡単チェック法をご紹介したいと思う。


○「わかりにくい」販促になっていないか?


効果のある販促は、チラシやPOPをひと目見ただけで、
その内容が理解でき、消費行動へ移行させやすいもの。


凝りに凝って複雑な仕組みでわかりにくかったり、
ひねりすぎた説明で意思が伝わりにくかったりしていたら、
消費者サイドには届かない。


消費者に届かなければ、消費は起こらない。


○「面倒くさい」販促になっていないか?


消費者を販促に参加させる方法は、
なるべく簡単な方法・仕組みでなければならない。


参加するまでに手間がかかったり、時間がかかったりするものはダメ。


理想としては、「いつのまにか」参加しているような販促ができれば最高。


○「魅力がない」販促になっていないか?


企画した販促が消費者に受け入れられないもの。


これは、ひと言でいうと、ニーズに合っているかどうか。


商品によって購買層が異なるので、それぞれに合ったニーズが存在する。


仕組みや制度、プレゼント商品がニーズに合っていなければ、
それは、消費者にとって全く魅力のないものになってしまう。


○「伝わらない」販促になっていないか?


どんなに素晴らしい販促プランでも、
最終的に消費者に伝わらなければ意味がない。


想定される消費者には、どのようにすればうまく伝わるのか?


伝達方法の選択が重要なポイントとなってくる。


●これらをチェックし、改善するだけでも、
販促展開後の効果は大きく変わってくるだろう。


いずれにも言えることだが、販促を展開する場合、
モノ(媒体)作りに主眼を置くことに一生懸命になりがちだが、
それより大切なことは、企画立案段階での戦略立てだと思う。


逆の視点から見れば、良い販促とは、
「消費者のニーズに合って」
「分かりやすい簡単な仕組みで」
「その内容が的確に消費者に伝わり」
「思わず購入したくなる」もの。


これらをいつも頭に入れておきたいものだ。

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