使い切りサイズ豆腐

2001年08月31日号

●ヘルシー食品の代表格である豆腐。


低カロリーでありながら、良質のタンパクを豊富に含んでいる。


しかも、そのまま食べられる。


ただ、1つだけ難を言えば、
例えば、1人暮らしの人にとって1丁は少し大き過ぎるということ。


では、賞味期限の長いロングライフ豆腐は、
というとやや風味が落ちる。


そんな豆腐に関する様々な悩みをある食品会社が解決した。


●その会社が売り出した豆腐は、生産ラインの徹底クリーン化、
高度な低温殺菌技術の開発により、
大豆の風味を保ちつつ賞味期限を伸ばすことに成功した。


さらに、販売する量は通常の約半分という使い切りサイズ。


食材をムダにしがちな独身・単身者も、
一度に食べることが出来るサイズなのだ。


●「安かろう、まずかろう」が許される時代ではなくなってきている。


安くて、おいしくて、さらに一歩進めて、
使い勝手も良いといった機能を持つ商品が、消費者の心をつかんでいく。


【総括】


●何の商品にしてもそうだと思うが、
世の中で売られている形がごく当り前だと思っている人は多い。


そこに少なからず不満があっても、
「これが当り前なんだ」という概念。


いや、それすら意識せずに日々暮らしている人の方が多いだろう。


使い方や売り方、味、梱包状態、サイズや量…どこか改善すべき部分をいかに見つけだし、いかに販売するか、
“より良いもの”に完成形はない。

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