スーパー内カルチャースクール

2001年10月17日号

●相次ぐカルチャー教室の開設に伴い、
特に都心部のカルチャー教室が苦戦しているという。


そんな中、郊外スーパーへの出店で業績を伸ばす会社がある。


同社は北海道から広島まで45教室を展開、
うち34教室はスーパー内にある。


●「独立系の弊社は保証金が高いとやっていけない。この額しか出せない」


出店交渉の際はこのように話し、社内で決めた定額の保証金を提示する。


立地によっては相場の1割以下の額だという。


だが、カルチャー教室業界と同様、スーパーも消費低迷により、
お客様になり得る教室の生徒をもつ同社の条件を飲む場合が多い。


●今後は九州にも進出、激戦区である都心部は避け、
郊外に住む高齢者から子供までの三世代需要を開拓していく。


都心の競合より受講料が割安になる講座もあり、
都心まで通うのが面倒な消費者ニーズを取り込んだ。


「油絵教室が終わったのでこれからお買い物ね」


そんな主婦たちの声が聞こえてきそうだ。


【総括】


●異業種のマッチングにより、双方にメリットがある事例。


カルチャー教室の受講生もOLや主婦。


スーパーに関しても同様。


最近多く見られるのが、スーパーとドラッグストアの併設展開。


主婦の1日の生活パターンを考えた時、
1つの場所に目的とする店が多く存在する方が便利に決まっている。


異業種で自社商品と関連のあるものはないか、今一度考えてみてはどうだろう。

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