メルマガの配信回数

2003年03月01日号

●ネットショップを運営していく上で、
顧客への定期アプローチとして、販促用のメルマガは必須。


しかし、各ネットショップが相次いで発行する中、
「あまり頻繁に送られてくるメルマガはかえって迷惑」
という声もあがっている。


●本当にそのショップや商品に惚れ込んでいる常連客の意見としては、
「週2~3回配信してほしい」という意見もあるようだが、
受信者の半数以上の人がそのようには思っていないようだ。


理由としては、大きく2つある。


1つは、自分に必要な情報が載っていないから。


そしてもう1つは、今後そのショップで買い物をするつもりがないから。


今一度、あなたが発行しているメルマガを見直してもらいたい。


●1つ目の「必要な情報」という点は、充分に改善する余地があるはずだ。


店側にとっては配信する相手は「店の商品を買ってくれる客」であることに間違いはないのだが、
だからといって、商品情報や特売情報などに終始していないだろうか?


メルマガを受け取る側から見れば、メルマガを受け取るという行為は確かに「商品を買う」という要素を含んでいるが、
それ以上に、「自分にメリットある情報が得られる」や「読んで楽しい」といった、
商品以外のプラスアルファが必要となってくる。


「別に金を払って読んでもらうものでもないのだから…」と感じるかもしれないが、
無料メルマガが当り前の時代において、メルマガを読んでもらうことは時間消費につながるため、
受け取る側の感覚からすれば“時間”というお金を払っているようなもの。


この点は充分に気をつけなければならないだろう。


●2つ目の「今後そのショップで買い物をするつもりがないから」は、
一見、末期的状況にあるようにも見えるが、まだまだ手の打ちようはあるはずだ。


仮に、小売りのネットショップであれば、
今以上に魅力的な商品やセットを次々に提示していくこと。


店や商品に嫌悪感を持つ人なら仕方ないが、
大半は“今”のショップや商品に対して、今以上の魅力を感じていないだけ。


これを打破するには、
「次々に面白い商品が出てくるショップ」というイメージ付けが必要となってくる。


●ちなみに、どれくらいのメルマガ配信数が適切かといえば、
月に数回利用するサイトなら「週一回」、
数ヶ月に一回くらいしか利用しないサイトなら「月一回」という声が圧倒的に多かったという。


熱意があるから配信数が増えるのは仕方ないが、
次々に送られてくることで「いつか読もう」とストックし続けられ、
終いには「読まない」習慣がついては本末転倒。


メルマガは、配信する内容と共に、
配信回数も、客の“買いやすさ”を考えた上で設定すべきだろう。

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