ネットショップの魅力的なこだわり

2003年12月05日号

●インテリア雑貨を販売するネットショップ「アンジェ」の人気が高まっている。


楽天市場の「生活・インテリア部門」で三年連続一位を獲得している同店の人気の秘密は何なのだろうか?


それは、商売に対する「店のこだわり」にあった。


●運営するのは、書籍販売のふたば書房。


本業が本屋であるために、サイト全体が雑誌風の画面構成になっている。


そして、商品写真は全て、プロのカメラマンが撮影。


見てるだけで楽しめる画面作りに成功しているのだ。


●同社はインテリア部門においては、実店舗も三店運営しているが、
実店舗との差別化として、ネット上の半分の商品はネットでしか入手できないアイテムを揃えている。


また、品揃えも常に驚きがある商品を厳選して販売している。


例えば、今一番人気の「マジッククリスマス・ツリー」は、
紙で出来た高さ15センチほどの商品で、
枯れ木の形をした本体の根っこの部分に特殊な液体をつけると、
一時間ほどで紙の葉っぱが生え始め、
半日ほどで枝が葉で覆われる驚きの商品。


販売から1ヶ月で、2000個以上の売れ行きを見せている。


今後、同社はネット部門だけで、月商一億円を目指しているという。


【総括】


●ネットショップに限らず、
“モノ”を売るときに力を入れたいのが、
どこに「こだわり」を持つかということ。


今回のネットショップでは、
「見てて楽しいこと」と「珍しい商品の品揃え」という2点。


こだわりポイントは、いくつあっても構わない。


大切なことは、そのこだわりが他の誰にも負けないものであるということ。


●私自身、通常の販促デザイン業の場面では、その点に注力している。
 

ちなみに、私のこだわりは、
「絵作りだけではなく、企画立案から全てのクリエイティブ面をカバーできるデザイン業務」。


当メルマガにおいては、
「“モノ”を売るための販促ノウハウを、どこよりも多く保有する媒体」
と掲げている。


広く浅く全般的に便利なネットショップよりも、
ほんの数点のこだわりを持ったサイトの方が説得力があるし、見ていて飽きない。


こだわり部分は、人一倍の労力を要するが、
その部分にこそ、消費者は魅力を感じるのだ。

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