デジカード付き駅貼りポスター

2001年07月30日号

●商品サンプルやカード等を貼り付け、
自由にはがして持ち帰れる駅貼りポスターは、
最近いろんな企業が試行している。


単に“見る”だけのポスターを“はがす”というアクションを取ることで、
消費者に参加してもらうもの。


●昨年、映画用ポスターに、
「デジカード」と呼ばれるCD-ROMを貼り付けたポスターが登場した。


中には映画の予告編が入っている他、
映画の公式サイトに自動アクセスできる。


その際、デジカードを入手した駅名をクリックする画面が表示され、
入手経路ごとの測定ができるようになっている。


●サイトにはデジカードからしかアクセスできない隠れサイトを制作したり、
割引クーポンを用意したりと力を入れてる。


【見解】


●どのくらいの効果があるか、よくわからないものが多い広告媒体。


しかし、ネットを使った広告となると、
そのデータが容易に入手できるものが多い。


「広告表現」と「効果測定」を同時に行えるのだ。


特に、大規模な販促展開をお考えの方は、効果測定は非常に大切。


なにせ、1回の広告料金が莫大にかかるわけだから、
その結果をもとに次回の販促プランを考えることができる。


ムダ・ロスを省けるのだ。


【総括】


●ネットによる広告も、最近は効果の信憑性が問われ始めている。


「既存の広告表現より効果が得られにくい」と。


それではなぜ「ネット広告」と「既存の広告」の線引きをつけているのか?


「デジカード付き駅貼りポスター」のように、ミックスさせればいいのでは?


媒体にはそれぞれ長短がある。


それぞれの特性を認識し、
媒体複合プロモーションの展開は、より多くの可能性を見出せる。

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