ショッピングモール

2002年08月28日号

●ネット上に多く存在するショッピングモール。


各モールともに、客集めに苦戦しているようだが、この度新しい試みが行われる。


通常、ネットショップで買物をすると、そのショップでの販売価格を支払うことになるが、
新型ショッピングモールでは、そのモールを通してネットショップ上で買物をした場合、
約3%をポイントとして客に還元するというもの。


●仕組みとしては、成果報酬型広告を利用している。


アフィリエイト・プログラムと呼ばれるシステムだ。


通常バナー広告などで利用するものをショッピングモールに応用した。


簡単に説明すると、そのショッピングモールと契約している(つまりリンクをはってる)ネットショップが、
モールを通じて来店し、購入してくれた客に対し、モール側に5%の広告費を払う。


モール側は、その5%のうち3%を客に還元するというものだ。


●客としては当然、直接ネットショップで買物をするより、
モールからクリックして店へ行った方が得だということになる。


つまり、結果として、モールへ客が集まることになる。


そうなれば当然、そのモールと契約をしたいというネットショップが増える。


貯まったポイントは、商品やギフト券、マイレージなどとも交換できるという。


【総括】


●この新サービスを机上の空論とは言わないが、
これまでにも、確かに理論上では成り立つネットビジネスが、
数多く出現しては、消えていった。


やはり、ネットショップを経営する人も、買う側も“人間”。


人間の行動は理論的にはいかないもの。


ただ、こういう新サービスは、おおいに歓迎すべきこと。


販促的には一時静観し、その状況を見極めた方がいいだろう。


このモールに人気が出れば、5%の販促費と考え、利用してみるのもいいと思う。

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