グリーティングカード新サービス

2001年12月14日号

●インターネットを利用している人なら1度は送ったことがあるであろう、
メールによるグリーティングカード。


特に、一時ブームを見せたのは年賀状や暑中お見舞い用のカード。


「いずれ郵便ハガキは無くなるのでは…?」なんて噂も一部で出たくらい。


そのグリーティングカードも、あの手この手で様々なアイデアが登場した。


最もポピュラーなものに、
懸賞(クジ)付きグリーティングカードがあった。


送った方も送られた方もクジを引くことができる。


これなら、カードに企業の広告が載っていても喜ばれる。


ただ、グリーティングカードも一時の盛り上がりは落ち着きを見せ、
ややマンネリ気味。


そのようななか、また新手法によるグリーティングカードが登場した。


●ネット上で広告入りの絵ハガキを選び、
送り先の住所・名前・メッセージを書き込む。


これまでのグリーティングカードなら、
それがそのままメールとして受け取られるのだが、
今回のサービスは実際の絵ハガキが届くというもの。


もちろん料金は無料。


当然、その経費を担っているのは広告主。


●では、広告主にとって、
このようなサービスに対するメリットは何か?


まずインターネット利用者以外にも広告PRができるということ。


これまでのグリーティングカードなら、
インターネット利用者同士しか利用できなかった。


極端なことを言えば、90歳のおばあちゃんにもハガキを送ることはできる。


(90歳のおばあちゃんでネットを利用している方、ゴメンなさい)


つまり、宣伝の幅が広がるのだ。


2つ目に、メールと異なり保存性が高くなる点。


クーポンや割引券をなどを付けることで、
来店促進なども可能になる。


1枚のハガキで2人(以上)へのアピールすることができる。


代理店マージンを考えても1人に対して30~40円くらいかかるとして、
この価格が高いか、安いか?


このサービスが定着するかどうかの大きなポイントになるだろう。


【総括】


●グリーティングカードが流行った理由は、
自分の知り合いから送られてくるメールだから安心して見ることができる、ということ。


単なる広告メールなら、下手したら嫌悪感を抱くことさえある。


同じ広告でも知り合いから送られてくることにポイントがあり、
より高い広告効果を生むようだ。


今後も“知り合い”という関係を利用したサービスが次々に生まれてくるだろう。

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