花を使った装飾

2003年02月18日号

●東京のビジネス街において、通行人の目を楽しませる装飾展示があった。


装飾というと、どうしても「屋内」を想像しがちだが、今回は「屋外」。


歩道脇の植栽帯の上空2~3メートルの部分にワイヤーを通し、
そのワイヤーに、約300鉢のカーネーションを吊るした。


仕掛けとしては非常にシンプルなものではあるが、
その光景は、あたかもカーネーションが浮遊しているかのようにも見え、
ビジネス街を彩ることに成功した。


●このイベントでは、「母の日」にあわせてカーネーションを選んだという。


渇いたイメージのあるビジネス街にカーネーションを浮遊させることで、街のイメージは一変した。


当メルマガでも何度か述べてきたように、
ショッピングを一つの楽しみ・娯楽と捉えることは、非常に大切なポイントだろう。


また、「花」は万人の心を癒す効力を持つ。


膨大なネオン等を取り付け、ロマンチック感を煽ることも大切だが、
どこか人工的なイメージは払拭できない。


装飾アイテムとして、「花」の利用を考えてみてはどうだろうか?


【総括】


●「母の日」といえば、1年の中でも最大の商戦となる。


「クリスマス」のような同世代の彼氏・彼女へのプレゼントと違い、
「母の日」や「敬老の日」は、贈る側と贈られる側に年齢的ギャップが大きく、
プレゼント選びが難航することが多い。


そこで生きてくるのが、提案型販売。


最近、流行りの共同販売など、その威力を発揮しそうだ。


仮に、花屋とケーキ屋が共同販売するだけでも、
そこにはオリジナルアイテムが生まれてきそうだ。


メーカーでない以上、商品開発は出来ないまでも、
何気ない定番アイテム同士を組み合わせることで、そこに新たな価値観が生まれるのではなかろうか?


そして、屋外には「花」を使った演出で購買意志を高めてはどうだろう?

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