必要な情報の集め方

2003年08月18日号

●メルマガ『販促アイデア大全集』を創刊してから、よく同じ質問をされることがある。


「毎週毎週あれだけの販促情報をどうやって集めているのですか?」


質問していただいた方には、次のように答えるようにしている。


「世の中、情報だらけですよ」


私は個人事業主として仕事をしていることから、
1日のなかでも、比較的余裕を持てる時間がある。


そういう時は、本屋に行く。


図書館に行く。


街を歩く。


新聞を読む。


…といった具合に、情報が埋まっている場所へと足を運ぶ。


●セールスプロモーションは、広告主であるクライアントと消費者両方に喜ばれる必要がある。


特に、この業界は忙しい場合が多いのだが、
少し無理をしてでも情報収集の時間をつくることをおすすめする。


その時に気をつけるポイントは、自分が消費者の立場に立ってモノを見ていくこと。


そうすると、街中を1~2時間歩くだけで大量の情報が得られるものだ。


ピックアップできる資料等は持ち帰り、
ピックアップできないものはメモ帳に書き込む。


消費者は何に注目し、何が今流行っているのかを、実際に見てまわるのだ。


●メモ帳はとくに整理する必要はない。


単に書き貯めていけばいい。


そして、いよいよ仕事にとりかかる時、
それらのメモの中にある大量の情報及びインターネット、書籍等で情報を集める。


クライアントとの打ち合せでは(一発勝負のプレゼンでもない限り)集めた膨大の資料を広げる。


こちらが必要ないと思っていたネタでも、
クライアントにとっては貴重な情報である場合が少なからずある。


そこで、両者間でアイデアフラッシュを行い、基本となる柱を決めていけばいいのだ。


●このメモ帳は、社内の会議でも使える。


関わる担当者全員に各自アイデアを持ち寄ってもらう。


その際、内容に制限をつけてはいけない。


何でもいい。


本当に必要なければ、会議の場で処分すればいいだけの話だ。


全く異なる視点から出てきた2つのアイデアが見事に融合することだってあり得る。


そして、基本路線が決まれば、次は肉付けをしていく作業だ。


もちろん、その場で採用されなかったアイデアも、項目ごとにストックしていくようにしよう。


別な企画で役立つことは往々にしてあり得る。


●はじめに話した通り、世の中は情報だらけだ。


それを自分のモノにできるかどうかは、本人の意識次第だと言える。


テレビ・新聞・ラジオ・本屋・図書館・街頭・コンビニ…。


共に大切なことは、自分は“何を”情報収集するかを意識して全ての物事に触れること。


私の場合は、「販促」「インターネット」という2つのファクターを通して、
モノを見るようにしている。


そうなければ、あまりの情報の多さに、訳がわからなくなってしまうから。


自分のファクターを設定できたら、その他の情報はタイトルや見出ししか見ない。


または、飛ばし読みする。


こういった習慣は、最初のうちは慣れない面もあるが、
2~3ヶ月もすれば、苦もなく意識できるようになる。


片手にはメモ帳、頭にはいつも情報ボックスを。

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