商品券

2002年04月12日号

●CDを購入した方に、
「人気キャラのストラップ」をプレゼントする、という広告を見た。


ストラップも、以前のブームが落ち着きを見せ、
最近では、さほど珍しくなくなってきた。


各社、商品に付加するノベルティ商品には、
頭を悩ませていることだろう。


ノベルティ商品の質や目新しさにはこだわりたいが、
単価は抑えたいところ。


ただし、高額商品購入の際のノベルティとしては、
ある程度の経費がとれることもある。


ある程度の経費で考えられるのものはやはり、
「商品券」が強いのではないだろうか?


●商品券にもいろいろある。


デパートの商品券からビール券、お米券、
また、テレホンカードや映画鑑賞券などもその類に入るだろう。


では、そういった商品券の中でも、
より「もらって嬉しいもの」が出てくる。


「もらって嬉しい」はつまり、
“使い勝手の良さ”であるだろう。


そこで、最近、にわかに人気が出始めている「CD商品券」にスポットを当ててみよう。


●音楽ギフトカードは、500円と1000円の2種類がある。


形はテレカタイプで、最近では、
ウラ面に広告を印刷することのできる「ホワイトカード」も登場した。


では、なぜCD商品券の人気が高いのか?


CDを販売している店には、
CD以外にもDVDやゲームソフト、楽器など、「その他」商品も多い。


そして、多くの店が、CD以外でも使用できるようにしている。


この分野はこれからの成長分野でもあり、
消費者にとって“欲しい商品”が多いのだろう。


●これらカードタイプの中には、
携帯電話の通話料をカード化したものもある。


テレホンカードの場合、1回の通話が20~30円くらいで済むが、
携帯電話はその通話料が高いため、
2~3回の通話でカード1枚を使い切ってしまうこともある。


その違いを消費者側から見た場合、
どちらのカードをもらってうれしいか? というと、
同じ500円相当のものでも、テレカの方だろう。


同じ経費をかけても、
もらってうれしい度合いが違ってくることに留意して導入したい。


【総括】


●この手の商品券は、
「どのくらいのエリアの店舗で使用できるか?」
「どのくらいの商品ジャンルに使用できるか?」
という2点を重視しながら導入したい。


子供がお米券をもらっても嬉しくないだろうし、
年配の方が若者向けの映画チケットをもらってもピンとこないだろう。


商品購入者の属性を踏まえた上で考えるべきだろう。


個人的な話だが、私の住んでいる近くのコンビニには酒がおいてあり、
ビール券で本も買える。


こういう小さなポイントが、密かな楽しみでもある。

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