他では入手できない情報

2002年02月06日号

●情報を販売するビジネスがある。


形のあるモノを販売するのではなく、
皆が知りたいと思われるネタを発信し、お金をいただくビジネスだ。


代表的な例として、新聞や雑誌などが挙げられる。


もちろん、インターネットの世界でも、
その類のビジネスは数多く存在する。


ここで紹介するのは、
情報の中でも特に「写真」を高価な情報として販売しているサイトについて。


●世界中で開催されるファッションショーで、
有名デザイナーの最新作を撮影し、即座にサイト上にアップするのだ。


それは、細かい柄までよくわかるように撮影されているという。


では、このような写真は誰が欲しがるのか?


それは、アパレル業界における商品開発時に必要な情報となる。


例えば、有名ブランドのスタイルやメインカラーといった情報を元に、
自社製品開発に取り組む。


特に、流行のスピードが速いといわれるこの業界では、
非常に需要のある情報といえる。


●では、今までこのような情報はどのようにして入手していたのか?


多くは、自社社員を現地に派遣して情報を掴んでいた。


非常にコストのかかる方法だ。


また、あるサーフボードショップでも、サービスの一環として、
ネット上で、サーファー達が喉から手が出るほど欲しい情報を発信して、
業績を上げている店がある。


その情報とは、“波”についてである。


サーファー達にとって“良いサーフィン日和”とは天気ではなく、
もちろん波が高いかどうか。


スポットとなる海岸近くに店をオープンし、
毎朝波を録画し、サイト上にアップするのだ。


こうすれば、地元のサーファーはそのサイトを必ず見るだろう。


そして、そのサイト上にはお得な商品情報も掲載する。


ネット通販を主体としてはいないが、
波情報は、サーファーにとって、これ以上ない信頼となり、
商品購入に繋がるという。


【総括】


●自分のお店の客はどういう人が最も多いのか?


その人たちはどのような情報を受取ると喜ぶのか?


そのように考えれば、
インターネットを商売の付加価値情報源として活用するのは、
非常に有効なことといえる。


その際、気をつけてもらいたいのは、
その情報がどこにもないものであるということ。


例えば、他の情報源(雑誌など)を見ればすぐに入手できるようなものであれば、
あまり価値がない。


(ここの部分が一番難しいのだが…)


ここでしか知ることができない情報を発信できれば、
それが情報ビジネスとなる。

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