マイナスイオン

2002年03月27日号

●今、あらゆる場面で「マイナスイオン」という言葉を聞く。


このマイナスイオンとは、一体何なのか?


人間は、呼吸により、大気中のイオンを細胞に運び、
そこから炭酸ガスや老廃物を排出し、
必要な酸素や栄養素を取り入れるイオン交換を行っている。


マイナスイオンは、体の中の酸化物をアルカリ性に中和し、
酸素や栄養素を吸収しやすくするなど、細胞を活性化させる働きがあるという。


つまり、マイナスイオンはイライラや肩こり、
不眠症などに効果があるといわれている。


これを利用して、今あらゆる商品が開発、販売されているようだ。


●マイナスイオンを発生させる機器や、
寝ている間に体内の環境を整えるホットカーペット型の商品など。


身近なところでは、マイナスイオンシャープペンシルなるものもある。


結局、マイナスイオンを発生させる天然鉱石の素材を使用して作ることができれば、何でもOK。


商品種類としては、シャープペンのような文具品から、
消臭抗菌剤、空気清浄機、エアコンなど様々。


●今後も「健康」をテーマに、様々な商品が開発されていくだろう。


日本は高齢化社会化になりつつあるし、
世界的な視点で見ても、エコロジー関連が注目されていくのは当然の流れといえる。


商品開発においては、常にそのような世の中の流れを気にしていかなければならない。


逆に、世の中の流れを掴むことができれば、
“売れる”商品作りも可能だということ。


【総括】


●森林や滝、噴水のそばなどで発生するといわれるマイナスイオン。


逆に、マイナスイオンが著しく低いとされる夜の繁華街。


ここでは、あらゆる暴力事件やトラブルがつきまとう。


これは、マイナスイオンが少ないため、人間を凶暴化しているといわれている。


こういうことは、目に見えるものではないので、ハッキリとわからなかったけれど、
化学的な説明を聞かされると「なるほどな」とうなずいてしまう。


●マイナスイオンは、商品開発だけでなく、店内環境に利用してみるのもありだろう。


「なぜかあの店に行くと、心落ち着くのよね~」という店。


逆に、「なんとも重苦しい雰囲気がある」という店もある。


これらがマイナスイオンに起因しているかどうかはわからないが、
少なくとも、マイナスイオンを発生させることで、
人間の心が落ち着くのであれば、利用してみてはどうだろうか?


環境も、立派な販促手段の一つといえる。

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