ギネス申請中

2003年03月31日号

●「ギネスブックが販売促進に一役買う」ということが実際に起こっている。


しかし、ギネスブックに載ること自体、大変なことであることは誰もが知るところ。


また、ギネスブックへの申請は一体誰に聞けばいいの? という疑問も生じる。


実は、ギネスブックへの申請業務を代行している会社が日本にもある。


代行料は案件によって異なるが、大体15~50万円。


見積りは無料。


最近、話題になった例では、フジテレビの番組「笑っていいとも」の認定があった。


●では、なぜギネス申請が販促効果に一役買うのか?


一般に、ギネスブック認定までには半年から一年くらいかかる場合が多い。


長いものになると、二年以上かかる場合もあるという。


この認定にかかる期間に打ち出せる「只今、ギネスブック申請中」というコピーが、
効果を呼ぶことがある。


例えば、長崎県の町民が、
高さ10メートル近い“世界一の門松”を神社に設置し、ギネス申請したところ、
周辺地域に評判がひろがり、参拝客が前年の約4万人から7万人にまで膨れ上がったという。


誰もが知っている「ギネスブック」という要素が、
予想を上回るPR効果につながったというわけだ。


●ギネス申請には特別な資格などいらない。


法人でも、個人でもOK。


つまり、誰でも申請することは可能ということ。


しかし、申請する書類などは全て英語である上、
付属資料の必要性など、一般人にとってはわからないことだらけ。


ここで、申請代行会社が生きてくるわけだ。


「ギネスブック申請中」というキャッチ1本に15~50万円なら、
高いのか? それとも?


【総括】


●もちろん、ギネスブック認定の可能性が低いものであれば、
申請するだけ無駄な経費となるだろうし、
一般へのPR効果も期待できない。


個人で無理があるなら、会社をあげてのプランニングでもいいだろう。


決して身近な販促策とは言えないが、
ギネスブック自体が遠い存在であり、
自分には関係のないものという認識を変えていただきたい、という思いで紹介してみた。

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