くじ付き名刺

2002年09月18日号

●世の中には多くの企業があり、そこには様々な形の名刺がある。


最近では、SOHOなどの数も増え、
名刺のアプローチの仕方も多種多様になってきた。


なにせ、初めて対面した時に手渡すものだから、
非常に大切なツールであることは言うまでもない。


具体的に例をあげていくと、
社名や電話番号など一切載せず、名前だけを記載しているものや、
さぞコスト高になるであろう、和紙を使った手作り名刺、
表裏ともに、会社の情報をビッシリ網羅したものまで、
各々のビジネスマンの特徴を反映している。


しかし、あの手この手で印象付けようと作成された名刺も、
商談後には名刺箱に入れられておしまい、ということが多いのでは?


そんな名刺の悩みを解決すべく、新ツールが登場した。


それが、くじ付き名刺だ。


名刺上には、IDナンバーと、
プレゼントが抽選されるホームページのURLが記載されてある。


毎月1回抽選し、デジカメや現金が当たるというもの。


プレゼントの経費は、
100枚3500円からという制作費よリ引き出される。


つまり、このくじ付き名刺を導入する企業が増えれば増えるほど、
当選者数、当選確率が上がることになるのだ。


名刺にプレゼントという付加価値を付けるだけでなく、
話題作りや、その後受け取った人がプレゼント当選なんてことになれば、
一気に受注という局面に展開することもあり得る。


なにはともあれ、無機質的であった名刺に一工夫することで、
注目度、保存率を高めようというプロモーションであるようだ。


【総括】


●名刺交換といえば、通常会社同士のおつきあいとなるが、
これを小売業での販促プロモーションとしても応用することは出来ないだろうか?


くじという路線で考えれば、当然プレゼント経費を考えなければならないが、
買物をする度にくじをもらえれば、多少なりとも買物の楽しみは増えるもの。


もちろん、抽選はホームページに誘引し、
その場でもさらなる情報付加で、ネット通販へ引き込むことが出来れば、
実店舗とバーチャルの両面で売上げを伸ばすことが、出来るのでは?


ただし、この手のプロモーションは、
小規模ではあまり魅力がないので、やるだけ無意味。


ここは、複数店舗での共同プロモーションが理想的だろう。

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